BMハンガー

BMハンガー誕生秘話

販売元・トラ丸企画の桑山と申します。
この度はBMハンガー通販SHOPにお越しいただき誠にありがとうございます。

このBMハンガーを発明したのは、鹿児島県在住の大山勉さんです。
大山さんはこのボトムハンガーのアイディアをひらめくと、2年かけて特許を取得。(特許番号5167376号)
アイディアを採用してくれる会社を求めて動いたものの、図面だけの説明ではどこも真剣に取り合ってはくれなかったとのことです。

それなら自分でやってやろう!

そう決意した大山さん。
開発は失敗と試行錯誤を繰り返し、ようやく現在の形状にたどりつくまでに約7年の歳月を要することに。
回転羽根のウレタン部分も、ご夫婦でひとつひとつ丁寧に手作業で貼りました。
「利用者の喜ぶ顔や驚く顔を想像しながら貼るのも楽しかったよ」と振り返る大山さんですが、このウレタンを貼る作業は難易度が高く、かなり大変な作業だったと後々私たちも実感しました。
そして、500個程の商品を準備するに至ります。
因みに操作手順を伝えるためのイメージ動画も、不慣れながらに自撮り撮影されました。

大山さん自撮り

さて準備を整えた大山さん。

インターネット通販でこのボトムハンガーを世に送り出そうと考え、ホームページ制作会社を訪ね回ります。 その中で、やたら無邪気にハンガーに感動していたのが・・・

ありがたいことに、これが私たちと大山さんとのご縁でした。

オンラインショップも完成し、いよいよ売り出そう!
希望膨らむそんな矢先でした。

頭に激痛が走り大山さんが緊急入院。
脳内に血管の詰まりと出血が確認されました。

救急車

一命はとりとめた大山さん。
退院後に私の携帯にコールをかけて

「桑山さん・・・・実は医者から、仕事を続けると命に係わると言われてしまいました・・・
悔しいですがハンガーは辞めます・・・」

電話先の声は震えています。
私も返す言葉が出てきません。

10年近くかけて、ようやくここまで来たのに?
どうして? どうしてこうなる?
ただ大山さんはここまで一生懸命ひた向きに頑張ってきただけなのに・・・

ここまできて断念するなんてありえない!

「大山さんの夢、私たちに引き継がせてもらえませんか?」

これがクラウドファンディングに至った経緯です。

大山さんがすでに準備したボトムハンガーで、世の中に評価を問うチャレンジ。
使っていただければ、手軽で面白いハンガーだと、喜んでいただけると信じていますが、さてその前に使っていただけるものか?
期待と不安とが交錯する中でのチャレンジでした。

クラウドファンディングの結果

結果、クラウドファンディングはお陰様で予想を上回るご支援を賜りました。
当初大山さんが準備していた商品在庫も足りなくなり、ありがたいことに追加生産するほどでした。

多くの皆様にご支援いただけたこと、そして大山さんに笑顔が戻ったこと、本当に嬉しかったです。
これからも、ひとりでも多くの方に、BMハンガーで喜んでいただけるよう、一般販売を決意した次第です。

まだまだ改良余地のあるBMハンガー。ご利用者の声に耳を傾けながらさらに良いものにしていきたいと思っております。

大山さんと私たちの夢はまだ続きます。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

トラ丸企画株式会社
 代表取締役 桑山勇一

※ハンガーの名称は、開発者に敬意を込めてBig Mountain(大山)からBMハンガーと命名しました。

大山さんお礼状

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